少し無理めな、きついポーズ。私にとってそれはヨガの時間の8割ぐらいがあてはまります。
「その時に息を止めたり、短い呼吸にならず、いつもの深い呼吸を続けてくださいね」とさとみ先生。人生にも通じますね、苦しい状況を早く終わらせたくてぐっと息を凝らしてしまう。だけどゆっくりと呼吸を続けていたら、いったん自分のからだを離れてそこから今自分が味わっている感情を見ることができます。そしてがんばっている自分のからだが見えて、感謝することもできます。
競技するスポーツでは交感神経が優位になりますが、ヨガでは呼吸を忘れなければ副交感神経優位でいられるのでふわぁ~っという感じの心地よさがあります。実は剣道をしていてもある瞬間このような感じを受けることがあります。剣道でも声を出すことを重視しているので呼吸が深まるのでしょう。
東洋では天神(人)一元思想といって人も周りのエネルギーもすべて一つという考え方をします。息を吸いながら地球や宇宙のエネルギーを取り入れて、息を吐きながら余分を手放す。呼吸はまさに人生そのものですね。
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